幅広い顧客への効果的なアプローチが可能

マーケティングオートメーション(MA)とは、見込み客(リード)をコンバージョンにつなげるためのシステムを意味します。このシステムでは顧客獲得からアプローチ、営業担当者への引継ぎまで自動化されています。マーケティング業務を自動化することで、幅広い見込み客に効率的なアプローチができるのがメリットです。特にBtoBマーケティングにおいては、顧客の検討期間が長くなります。その間も検討対象となるためには、継続した情報提供が欠かせません。そのような業務を人力で賄うと相当な労力やコストを要します。マーケティングオートメーションの導入により、労力・コストの大幅な削減が可能です。また、労力を優良な見込み客に対して割けるので、マーケティング業務の効率化にもつながります。

マーケティングオートメーションの機能

マーケティングオートメーションの機能は、大きく3つに分類できます。先ず挙げられるのがリード管理機能で、サイトやセミナーなど様々な接点で取得した情報を一元管理します。この機能は実名化された顧客に限らず、サイト来訪者など匿名のユーザーをトラッキングできます。それにより、後日の名刺交換などで実名と紐づけられたりするものです。二つ目はサイト来訪者のプロフィール情報に応じて、コンテンツ・情報を提供し分けることです。また、顧客や見込み客を行動パターン等によって振り分けることで、効率的なフォローアップ体制を構築できます。三つ目は、マーケティング効果を数値化する機能です。それはコンバージョンまでの段階を数値化し、図解表示するものです。それにより、マーケティング施策の効果を一目で判断できます。